消えた人里 残る野営地 ニニウキャンプ場で秋キャンプ
みなさんこんばんわ。
前にもこのブログでお伝えしましたが、
4年前の夏、キャンプに出会う前まで、
道内の廃村調査(消えた集落)に没頭していました。
廃村、人々が消えたその地の今は自然へと返り、
かつてそこに人々が暮らした痕跡がありました。
私が追った廃村は、
そこに小学校が存在していたものでした。
道内には何ヶ所もの廃村があるのですが、
今回報告するこの
占冠村ニニウ
山奥の消えた集落にも、かつては小中学校がありました。
キャンプに出会う前の事ですが、
一度だけ新入(ニニウ)小学校を訪れた事があります。
キャンプ場の事なんて全く気にも止めて無かったんだよな~
2017年9月30日(土)~10月1日(日)
ニニウキャンプ場
(いきなり去年の秋キャン報告とはね)
とにかく人の気配を感じながらキャンプをしたくない私は、
ハイシーズンの週末は人気キャンプ場を、
出来るだけ利用しないようにしています。
このニニウも、
私の中では混み混みの印象。
10月、しかも雨模様とあっては、
きっと利用者少ないだろうと、
この日のキャンプ地をニニウに決めました。
占冠村廃校探索以来のニニウだな。
10年ぶりだわ。
赤岩青巌峡のある、ニニウ集落の道々入り口も、
すっかり道路が整備され、
おもいっきり通り越したりして(^^;)
振り返って入り口を。
さあ、ここから心細い道を進んで行くはずだったぞ。
こんな未舗装の道を、くねくねと進んで行きます。
ただ所々舗装されていたりして、
そんな道をかつての集落へと向かって行きます。
陸の孤島と言っても過言ではない、占冠村ニニウ。
当時は村の中央から、非常に険しい「鬼峠」を越えて、
この地へと入植したようです。
多いときには30戸以上の農家が生活してようですが、
おそらく昭和の時代には全戸離農。
ニニウ小学校も昭和50年3月を以て閉校となっています。
その後、自然体験施設の一環として、
昭和61年に、離農の農地跡を利用して、
ニニウキャンプ場を開設。
しかし、道東道がこのニニウを貫き、
キャンプサイトのすぐ脇を通過する工事がはじまり、
数年間キャンプ場は閉鎖されていました。
2013年、8年ぶりに復活をとげたのです。
以来、とっても楽しみにしていたのですが、
やっとキャンプ場を利用出来る時がきました。
ほう、キャンプ場は学校跡地から、
川を挟んだ斜め前ほどにあったのか・・・・
気にも止めていなかったので、
もちろん気が付かなかったぞ。
ちなみに貴重な校舎が林間学校として再利用され、
残されていたようだけど、
解体されてしまったとの噂も・・・
って、跡地らしき所を眺めると、
牧場に???
すっかり動揺して、写真撮らなかったわ(-_-)
いや~~~、残念・・・
ま、私がどうこう出来るわけでもないので、
もちろんしかたありませんが、
10年ほど前に撮影した、貴重な写真を。
この時点で閉校から20年、
こんな小さな木造校舎が、
よくぞ残っていてくれたわ、って感謝しましたよ。
現在は、校舎建物はもちろんですが、
石積みの校門も全て撤去され、
牧草地に変わっていたようだったな。
ひつじが放し飼いだったし。
あ、すみません、キャンプと関係無い話で(^^;)
本題のニニウキャンプ場。
周りにはもちろん家も無いですし、
牧場だけが人の気配を感じさせます。
うわ~楽しみだぞ~
これが見たかったのさ。
我が家から2時間少々、
それほど遠くないので、良かったね(^^)
こんちゃ~
ネット上で見た管理棟がお出迎えしてくれているな。
あ、写真はサイト内から撮影しています。
説明を聞き、受付してお楽しみのフリーサイトへ。
なんと、本日は私以外テント泊の方1組だって!!!
うっひゃ~~~(^^)
管理棟から見下ろすフリーサイト。
この左手に、広々とフリーサイトやカーサイト、
バンガローが広がっています。
何処に設営しようかな~なんてとっても迷います。
まずは一番下へと下りて、トイレ。
と通路両脇はカーサイト、とフリーサイト。
カーサイトも悪くないですね(^^)
通路は車で通行出来ます。
一方通行ですけどね。
何ヶ所かあるパーキングエリアに車を止めて荷物運びが出来ます。
リアカーも置いてありますので、
荷物運びは楽ですね。
炊事場のあるここにしようかな~
炊事場も味わいがあるわ。
この辺はカーサイトかな~
ここも良いかな~
こんな所だったり
この炊事場やトイレに近い所も良いかな~
やっぱ木々に囲まれそうな、このあたりかな。
通路に近いけど、良いかな(^^)
じゃ~んと、今日は雨予報だったので、
前室で調理をと、ピークアーチさん。
さあ、こんなステキなキャンプサイトで、
一日キャンプを楽しむぞ~
もう一組は、離れた向こう側のサイトにいますし、
バンガローには何組かいますが、
それも離れているので、
まるで完ソロ気分だわ~
サイコー‼
(^^)
ぽつぽつと雨が降ってきたので、
一旦テント内に閉じこもります。
あ~でも我慢出来ないから焚き火だよな。
そんな事しているうちに暗くなってきました。
やっぱ10月になると、
日が暮れるのも早いよな。
周りには誰もいないので、
とっても静かな時間が流れます。
ただし、
先程書いた道東道の事。
管理等のすぐ裏手に、
高速道路が貫いて走ってますので、
実は車の騒音が気になったりして(^^;)
気にならない、なんて方もいるようですが、
何せ私は、この山間の空間に
無音でひとりきりになったことがありますのでね。
廃校調査の時は高速道路は未完成でしたからね。
だれ~~~もいませんでしたし。
あ、熊さんは出そうでしたけど(^^;)
少しの
ふぁいあーと雨のポツポツを繰り返しているうちに、
すっかりデナーの時間となりました。
雨にあたりながらの調理は、嬉しくないので、
前室にストームクッカーを入れて。
あ、テントの入り口は全開ですからね(^^;)
うま~なデナーを楽しんだら、
すっかり雨が止みました。
月が綺麗に輝いています。
さあ、大好きな
ふぁいあーの続きです(^^)
このキャンプ場は、
薪も販売していますので、困る事はありません。
そう言えば、私の後ろは全く真暗な空間。
キャンパーも、もちろん管理人さんも誰もいません。
ま、それが良いのですけどね。
(相変わらず強がるね)
月の灯りが場内を照らしています。
足元には枯れ葉が敷き詰められ、
一層美しい草地のキャンプサイトを引き立てます。
そのうち場内には靄が掛かってきました。
こんな雰囲気のところで一人きり・・・・
最高のひとときだわ(^^)
(向こうのサイトとバンガローには人がいるけどね)
ふぁいあーも十分楽しんだので、そろそろ鎮火です。
獣がこちらを見ていそうな暗闇の前でお休みなさい・・・・・(笑)
清々しいモーニングなキャンプ場が大好きです。
中学生の時に、
近所のお兄さんが連れて行ってくれたキャンプ。
あれが私の大好きなキャンプの思い出です。
湖のちょっと靄が掛かった清々しい朝。
それが私のキャンプの原点なのかもしれません。
朝の場内散歩を楽しみますか(^^)
上のフリーサイトだったり、
ここも良いね(^^)
バンガローの人達は貸タープかな?
同じモンベルが並んでいました。
ちょっと靄のかかる感じがステキですよね(^^)
綺麗な炊事場。
味わいがありますな。
入り口側から、私のテントを眺めます。
見えませんけど(^^;)
ちょと近づいて。
もちょと近づいて。
ももちょと近づいて。
いい雰囲気ですな(^^)
10月にもなると、北海道はキリリと冷えた良い季節になります。
このぐらいの気温でのキャンプが大好きです(^^)
さあ、朝焚き火。
朝焚き火ってなんてステキなんだろね。
それにしても良いキャンプ場だよな。
これで入場料300円、テント500円の合計800円なんだから、
安いよね。
北海道のキャンプ場は無料も多いですし、
有料でも500円程度だから最高だわ。
あ、私好みのキャンプ場の料金ですからね(^^;)
さあ、モーニングもいつものパ・ス・タ、
なので割愛しまして、
撤収前の青空を楽しみます。
いつまでも、このままだったら良いのにね(^^)
名残惜しいので、さらに炊事場側から眺めたり
もう一度後ろ側から眺めたりして
いい加減、撤収の時間です(苦笑)
ステキなキャンプ場だったけど、
夏場のハイシーズンなら、
こんな最高気分でのキャンプは難しいよな。
なんて考えながら、今度こそホントに撤収です(笑)
これ、ポール1本だけだから、撤収も超楽だわ。
デローンとね(^^;)
最近出番が無かったから、また登場させないとな。
高速道路の喧騒?が無かったら、
一級のキャンプ地だったよな、
って、昔のニニウキャンプサイトを想像しながら、
キャンプ場を後にしました~
あ~それにしても天気良すぎ!!!!
るから、帰宅後いつもの公園キャンプ場で
家族を誘って
デイキャンプ!!!
(笑)
今は春 これから初夏でも 記事は秋
季節感なし‼
チャンチャン(^^)
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